学校訪問8日目(R7.6.24)
第8日目(最終日)は、あいなん幼稚園でした。
あいにくの雨で、園児の外遊びをしている姿は見られませんでしたが、園児と教員が一緒になって工夫し、教室や廊下を遊び場へ変え、元気よく活動している様子を見ることができました。園長室で経営方針等の説明を受けている際も、元気な声が聞こえ、温かな気持ちになりました。
園長先生から、教育目標やめざす幼稚園像の達成に向けた取組を聞く中で、安心・安全な環境を確保し、遊びを通した多様な体験や様々な方との関わり、家庭だけでなく、地域や小学校、保育所との連携、何より、子供たちと一緒に活動することで、主体的な活動を促すなど、じっくりと時間をかけて見守り、自立を支える役割を果たす幼児期の教育の大切さを知ることができました。
幼児教育は、子供の健全な成長と発達において非常に重要であり、未来に大きな影響を与えることを多くの方に知っていただきたいと思います。
変化が激しく予測不能だと言われている社会の中で、人生を豊かに生き抜く子供にしていくには、学力や能力といった認知能力はさることながら、やる気や忍耐力、協調性、自制心といったような非認知能力の育成が不可欠になります。学校や家庭、地域が連携して子供たちと関わり、信頼関係を積み重ねていくことで、自己肯定感や自己効力感につなげるとともに、子供たちの興味を応援できるようサポートしていくことが大切となります。
今後も子供たちの成長を支えていけるよう、各方面からの御支援・御協力をお願いいたします。