あいなんBOOKピクニック(本屋遠足)
町内小・中学校の児童生徒が書店を訪れ、各自が読みたい本を選んで購入する「あいなんBOOKピクニック(本屋遠足)」事業が始まりました。
この事業は、今年度からの新しい取り組みで、教育現場のデジタル化が進む中、児童生徒に「紙の本」に親しんでもらい、読んだ後に各学級で本の紹介や感想の発表を行うことで、読解力をはじめとする学習能力を向上させることを第一の目的としています。また、全国的にも書店の閉店が相次ぐ中、町内唯一の書店である明屋書店南宇和店は、図書館がない本町においては、住民の「知」の拠点となる重要な役割を担っています。ただ、最近はネット通販の普及等もあり、書店を訪れたことが無い児童生徒もいることから、「リアル書店」で、たくさんの本の中から「選ぶ楽しさ」を知ってもらおうと企画しました。
初日は城辺小学校の2年生と6年生が書店を訪れ、1人2,000円配布された図書カードを手に、友達と語り合いながら購入する本を選ぶ子もいましたが、中には欲しい本をネットで事前に調べていたり、店舗の下見をして、お目当ての本を既に決めていた子もおり、スムーズに本を購入している様子でした。
なお、購入後の図書カードは、児童生徒に持ち帰っていただいていますので、保護者の方は、明屋書店南宇和店でお子さまが書籍等を購入する際に、カードの残額を御活用ください。