愛南町教育基本方針

令和5年度 愛南町教育基本方針

 

 愛南町教育委員会は、主役は住民の精神のもとに、美しい郷土の自然をまもり、「ともに彩(いろどり)を育むまち」をめざして、次の事項を基本方針として教育行政の推進に努めます。

 

1 学校、家庭、地域が「めざす子ども像」を共有し、連携・協働して、地域に愛着を持ち、未来を担う子どもたちの健やかな成長を支援します。

 

2 学習指導要領の内容を踏まえた学校教育を推進し、一人ひとりに応じたきめ細かな指導や家庭との連携により、子どもたちの確かな学力の定着と向上を図ります。また、1人1台端末を活用した学習やICT教育の更なる充実、英語力の着実な育成を図り、持続可能な未来を担う人材の育成に努めます。

 

3 各種研修の精選・充実を図り、教職員の専門的知識や社会人としての資質の向上を図ります。また、長時間勤務の是正に向けて、適切なICTの活用や部活動改革等により、働き方改革を一層推進し、学校組織の活性化に努めます。

 

4 あらゆる差別、偏見を解消するために、人権・同和教育を進めるとともに、いじめや不登校等の未然防止と早期発見、速やかな解決のために、学校を支援する体制の充実を図ります。また、福祉・医療・警察等関係機関との連携を強化しながら、子どもたちの健全育成に取り組みます。

 

5 障がいのある子どもたちが安心して学ぶことができるよう、学校や家庭、関係機関等が連携し、早い段階からの切れ目ない支援体制を整え、一人ひとりの教育的ニーズに応じた特別支援教育の充実を図ります。

 

6 住民に優れた文化に接する機会を提供するとともに、文化活動の支援や文化の振興・交流促進を図り、地域文化の次世代への継承を推進します。また、文化財の保護と普及啓発に積極的に取り組み、新たな文化財指定を目指すとともに、町を誇りに思う住民の気持ちの醸成を図ります。

 

7 町民の学習活動を促進するため、学習要望の把握や学習情報・機会の提供・充実を図ります。また、公民館などの社会教育施設の機能強化を図り、地域を担う人材の育成に努めます。

 

8 町民一人ひとりが生涯にわたってスポーツに親しめるイベントの充実や施設環境を整備するとともに、生きがいや感動を体感することができるスポーツ活動の振興に努めます。